学習設計

中高一貫校で英語だけ弱いときの補強法。塾選びの見方も整理

中高一貫校で英語が安定しない時に、単語、文法、読解、学校進度を分けて確認する方法を解説します。学校教材に対応する塾選びも整理しました。

ページ更新日:2026年7月18日

公開日:2026年4月26日 / 6分

中高一貫校の英語補強では、単語・文法・読解・学校進度を分けます。学校教材と定期テストを軸に、必要な支援と確認質問を整理します。

この記事の目次
  1. 英語のつまずきを四つに分ける
  2. 学校教材と答案で確認する
  3. 補強する範囲を決める
  4. 塾や個別指導に確認すること
  5. 四週間後に見直すこと
  6. よくある質問
  7. 比較しやすいサービス PR

中高一貫校では、学校の教材や進度に合わせて英語を進める必要があります。単語テストはできても文法問題で止まる、授業は分かるのに長文で時間が足りない、次の単元に進む前に復習が終わらないなど、英語が不安定になる場面は一つではありません。

この状態で英語全体の学習量を増やすと、どこを戻すべきかが曖昧になり、学校課題との両立も難しくなります。では、中高一貫校で英語だけ弱い時は、何を分けて補強すればよいのでしょうか。

この記事では、学校教材と答案から原因を確認し、塾や個別指導に求める支援を決める順番を解説します。

補強前の要点

  • 単語、文法、読解、学校進度を一つずつ分けて見る
  • 学校の教材・小テスト・定期テストを補強の基準にする
  • 支援先には、説明だけでなく答案・課題・解き直しをどう扱うか確認する

英語のつまずきを四つに分ける

まず「英語が苦手」という状態を、学習の工程に分けます。複数の原因があっても、直近のテストで失点が大きいところから確認します。

観点 見える状態 最初にすること
単語・熟語 意味や綴りが出ず、本文を読み進められない 小テストや本文で止まる語を記録する
文法・構文 語順・時制・関係詞などの理由を説明できない 教科書例文と問題集で、どこから不明かを確認する
読解 文法は分かるが、段落の要点や設問に答えられない 段落ごとの役割と根拠の文を確認する
学校進度 新出事項が続き、復習や解き直しの時間がない 次の単元に必要な前提を限定して戻る

この四つを、次の「学校教材と答案で確認する」で実際の教材に当てはめます。

学校教材と答案で確認する

中高一貫校では、学校独自の教材やプリントが学習の中心になることがあります。市販教材だけで判断せず、次の資料を並べて確認してください。

  • 直近の定期テストと、間違えた問題
  • 学校の教科書、問題集、単語帳、配布プリント
  • 小テストで間違えた単語や文法事項
  • 宿題と授業の進度が分かる予定表

たとえば文法・構文が課題なら、誤答した問題の前提になる例文まで戻ります。読解が課題なら、単語量だけを増やす前に、根拠の文を探せているかを見ます。表の観点と資料を結びつけることで、補強の対象を広げすぎずに済みます。

補強する範囲を決める

資料を確認したら、次の二週間から四週間で扱う範囲を決めます。学校の進度を完全に止めて戻るのではなく、次の授業やテストに必要な部分を優先します。

状態 補強範囲の決め方
単語・熟語 学校の本文と小テストに出る範囲を起点に、定着の確認日を決める
文法・構文 直近の誤答につながる例文・基本問題まで戻る
読解 学校で扱う本文を使い、設問の根拠を示す練習を入れる
学校進度 次単元の前提だけを先に戻し、課題量を調整する

範囲を決めた後に、次の「塾や個別指導に確認すること」を使って、必要な支援を依頼します。

塾や個別指導に確認すること

中高一貫校の英語補強では、学校名への対応可否だけで決めません。持参した教材をどのように扱うかを聞きます。

  • 学校の教科書、問題集、プリント、テスト答案を授業で扱えますか
  • 文法・構文の説明と、長文の解き直しをどう分けますか
  • 授業外の単語・復習課題は、誰がどの頻度で確認しますか
  • 質問や添削は、どの方法で、どこまで利用できますか
  • 学校の進度が変わった時、計画をどう調整しますか

オンライン個別を検討する場合は、画面共有でノートや答案を扱えるか、通信不良や欠席時の対応はどうなるかも確認してください。中高一貫校生の塾選び完全ガイド。補習・内部進学・大学受験で整理では、学校全体の塾選びの見方を解説しています。

四週間後に見直すこと

開始後は、点数だけでなく、最初に分けた四つの観点を見直します。

  • 単語・熟語で止まる箇所を、自分で記録できているか
  • 文法・構文の理由を、例文を使って説明できるか
  • 読解で、設問の根拠を本文から示せるか
  • 学校の新出事項と、戻る学習が両立できているか

改善が見えない場合は、教材を増やす前に、戻る範囲、課題の量、質問の方法を支援先と見直します。

よくある質問

中高一貫校の英語は塾なしで立て直せる?

家庭で単語、文法、読解、解き直しを分けて進められるなら対応できる場合があります。学校進度や質問の必要性を見て、必要な支援だけを検討します。

英語だけ個別指導にするのはあり?

学校教材や答案を使い、文法や読解のどこで止まるかを見てもらいたい場合は候補になります。扱う範囲と授業外の課題を確認してください。

オンラインでも中高一貫校の英語補強はできる?

画面共有で学校教材・ノート・答案を扱えるか、質問と添削の方法が合うかを確認できれば候補になります。通信環境と受講後の復習も準備します。

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調査・参照元

長谷川莉央著者・編集

塾のものさし編集部

保護者が塾選びで迷いやすい論点を整理し、比較記事、資料請求前の判断材料、体験前に確認すべき観点を執筆しています。